IntelMacで親指シフト


PowerBookG4(12inch)では仕事ができなくなってきたので、
4年ぶりにノートを買い替えた。


MacBookPro 2.33GHz Intel Core2 Duo (15inch)。
私にとっては初めてのIntelMacである。


まもなくLeopardが出るので、それを待とうかとも思ったが
仕事の関係で待てないのと、現時点で安定しているマシンを、
ということで、この時期に購入。


一番の問題は、IntelMacで親指シフトができるか
(具体的にはTeslaが動作するか)という点であった。


結論から言うと、あっさりと動いた。
おそらくLeopardに移行しても問題ないであろう。
(作業手順は多少変わるかもしれないが)


以下に、その手順を示す。基本的には以下のページに書かれている手順。
http://kk.cocolog-nifty.com/misc/2006/05/macbooktesla_a9ff.html
このままでは動かないので、一部修正と補足あり。

1. インストールDVDから開発環境のXcodeをインストール。
2. SourceForge: teslaの Download tarballをクリックしてソースコードをダウンロードする。
3.アーカイブを展開し、「tesla」ディレクトリのプロジェクト・ファイルに対して以下の作業を行なう(下の手順は、展開した「tesla」ディレクトリがデスクトップにある場合のものです)。
4.Desktop/tesla/tesla/kext/Tesla.xcodeをダブルクリック。プロジェクトファイルを更新するかと聞かれるので、更新し保存する。
5.Desktop/tesla/tesla/kext/Tesla.xcodeprojをダブルクリック。
6.Xcode の「ビルド」ボタンをクリック。終了したらウィンドウは閉じる。
7.Desktop/tesla/tesla/pref/pref.xcodeをダブルクリック。プロジェクトファイルを更新するかと聞かれるので、更新し保存する。
8.Desktop/tesla/tesla/pref/pref.xcodeprojをダブルクリック。
9.Xcode の「ビルド」ボタンをクリック。終了したらウィンドウは閉じる。
10.Desktop/tesla/tesla/scriptChecker/scriptChecker.xcodeをダブルクリック。プロジェクトファイルを更新するかと聞かれるので、更新し保存する。
11.Desktop/tesla/tesla/scriptChecker/scriptChecker.xcodeprojをダブルクリック。
12.Xcode の「ビルド」ボタンをクリック。終了したらウィンドウは閉じる。
13.ターミナル.appを起動して下記のコマンドを入力。パスワードを聞かれたら自分のログインパスワードを入力。
14.sudo cp -R Desktop/tesla/tesla/kext/StartupItems/Tesla /System/Library/StartupItems
15.sudo cp -R Desktop/tesla/tesla/kext/build/Development/Tesla.kext /System/Library/StartupItems/Tesla
16 sudo mkdir /Library/PreferencePanes
17.sudo cp -R Desktop/tesla/tesla/pref/build/Development/Tesla.prefPane /Library/PreferencePanes/
18.sudo cp -R Desktop/tesla/tesla/scriptChecker/build/Development/scriptChecker.app /Applications
19.Mac本体を再起動
20.システム環境設定/アカウント/ログイン項目にscriptCheckerを登録。
21./Library(ライブラリ)/PreferencePanes/Tesla.prefPaneをダブルクリックしてインストール。その後、Teslaの環境設定画面が開くので自分用に設定。※初回のみの作業。
22.scriptCheckerを起動。

【補足】(2007.4.10)
上記手順中、ターミナル.appでの
sudo cp -R xxx yyy
というコマンドを翻訳すると、
「管理者権限で、xxxフォルダにあるファイルをすべて、yyyフォルダにコピーせよ」
という意味なので、ターミナル.appを使わなくても、
Finderの操作(ドラッグ&ドロップ)でも同じことができます。